VOLVOはいち早く全車種電動モデル
安全への対応と同様に、地球環境問題への意識が高いスウェーデンの自動車ブランド
ボルボは、2017年9月にどこよりも早く全モデルの電動化を宣言し、
日本市場でもそれが2020年内に完了しました。
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ボルボの電動モデルには
48Vハイブリッドパワートレーンと
リチャージプラグインハイブリッド（PHEV）、
そして日本未導入のピュアEVの3種類が揃っています。
▼48Vハイブリッドシステム B4/B5/B6
搭載モデル:XC40/XC60/XC90/S60/V60/V60CC/V90/V90CC
▼リチャージプラグインハイブリッド T5/T6/T8
搭載モデル:XC40/XC60/XC90/S60/V60/V90
ボルボのプラグインハイブリッドラインナップ
▼ピュアEV(2021年後半日本導入予定)
搭載予定モデル:XC40
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待望V60 B5 R-Design登場
48VハイブリッドはISGM（インテグレーテッド スターター ジェネレーター モジュール）が肝になります。
エンジンのファンベルトのところに太めのベルトがかかり、
スターターモーターとジェネレーター（発電機）の2つの役目を果たすモーターが組み込まれています。
このISGMモーターだけでタイヤを駆動することはなく、
エンジンを回転させて通常のパワートレーンのルートでトルクを伝達しています。
その最高出力と最大トルクは10kW/3000rpm、40Nm/2250rpmです。
これがどのくらいの力かというと、高回転まで回る125CCのバイクぐらいの出力で、
400CCガソリンエンジンのトルクとなります。
ISGMの役目はスターターモーターと駆動の補助、そして発電です。
48Vハイブリッド用に24セルのリチウムイオン電池を搭載しているため、
アクセルオフ時にはエネルギーを回生してバッテリーに電気を溜め込むことができます。
電気モーターのメリットは回転数が低いところから太いトルクが出せるという点です。ブレーキペダルを踏んで停止している時にエンジンはアイドリングストップしています。ここからブレーキペダルを放したらすぐにISGMはエンジンを駆けると同時に駆動力を出すために力を発揮します。
そのため、アクセルペダルを踏み込むときは電気モーターの駆動力に加えて
エンジンがこれから力を出そうというタイミングなのでこの一連の作業がスムーズに行えます。
このモーターが48Vで作動するので「48Vハイブリッド」と呼んでいます。
また、ボルボの全車電動化完成の一翼を担っているのが
プラグインハイブリッド車（PHEV）です。
48Vハイブリッドと大きく違う点が外部から充電ができることです。
48Vハイブリッドより大きなリチウムイオンバッテリーを搭載することにより
電気だけで40kmほど走行できます。
ドライブモードをピュアモードに切り替えれば、エンジン音が聞こえない静かで快適な移動が可能になります。
もし自宅と会社の距離が20km以下であれば、住復の通勤がガソリンを使わず電気モーターだけでドライブすることができます。
現在のところリチャージプラグインハイブリッドモデルは「T5/T6/T8」の3タイプを設定。XC40に「T5」、V60とS60に「T6」、
XC60とXC90とV90に「T8」がラインナップされています。
T8のエンジンは2L直列4気筒でターボチャージャーの他にスーパーチャージャーも装備されています。
それにより最高出力233kw/6000rpm、最大トルク400Ｎｍ/2200-5400rpmを発生します。
ふたつの過給器を備えていても圧縮比は10・3なので、
あまり過給に頼らずにパワーを出しているエンジンとなります。
ボルボ・カー山口最新情報はこちら
Motor Magazine1 月号(12/1 発売)にて
「ボルボの電動化完了」と題し特集されています。
特集ページを抜き刷りした冊子をショールームにご用意しております。
ご希望の方へお渡ししておりますので、お気軽にスタッフまでご用命ください。
また、ショールームに試乗車をご用意しております。
最新の試乗車情報は試乗車一覧ページでご確認ください。
気になるモデルがあれば、そのまま試乗予約も行えます。どうぞご利用ください。
ボルボの電動化戦略に関して詳細は公式ホームページをご覧くださ
→ 電動化技術でボルボが目指す未来（https://www.volvocars.com/jp/why-volvo/human-innovation/future-of-driving/electrification）
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